弐寺の皿が回しやすくなる運指の使い分け方

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こんにちは、作曲家のノーベルです。

Twitter:@nobel4282

 

「ビートマニアIIDX」、略して「弐寺(ニデラ)」と呼ばれる音楽ゲームは、とても難しいことで知られています。

特に、「皿」と呼ばれるスクラッチを回す動作が難しいため、上手く回せるようになりたいですよね。

 

私もこのゲームをプレイしていますが、当然はじめた頃は、皿が苦手でした。

 

苦手な皿を克服したいと思った私は、「運指」と呼ばれる指の配置をいくつか取り入れ、ひたすら練習しました。

 

その結果、飛躍的に皿が回しやすくなり、上達したのです。

 

そこで今回は、「弐寺の皿が回しやすくなる運指の使い分け方」を、ご紹介したいと思います。

 

3つの運指とその特徴

弐寺には、皿を回す動作に加え、7つのボタンからなる「鍵盤」を押す動作があります。

以降は、鍵盤を「1」から「7」までの番号で表記します。

1P側と2P側のどちらも、左から「1・2・3・4・5・6・7」となりますので、覚えておいてください。

 

画面の上から降りてくる音符が、下の赤い線に到達した瞬間に、その音符に対応する鍵盤と皿の動作を行います。

この2つの動作を同時に行うことが、弐寺の難しいポイントのひとつです。

しかし、下の3つの運指を使い分けることで、多くの譜面に対応することができます。

 

今回は、1P側を例に解説します。

2P側の場合は、手と指の配置を左右反対に考えてください。

例えば、「1+皿」という譜面を左手でさばく場合、2P側では「7+皿」を右手でさばくことになります。

 

1048(トシヤ)式

赤が右手、青が左手の指の配置です。

薬指のところは小指でもかまいませんので、押しやすい方を使いましょう。

 

「1+皿」という譜面が降りてきた場合、左手だけで鍵盤と皿をさばくことができます。

「2+皿」や「3+皿」という譜面が降りてきた場合、よほど手が大きくない限り、小指が皿に届きません。

このように弱点もありますが、たいへん性能の良い運指で、多くのプレイヤーが基本としています。

 

3:5半固定

 

左右の親指の配置を使い分けることで、皿に特化した運指です。

「1048式」の弱点である「2+皿」や「3+皿」が降りてきても、「3:5半固定」に切り替えることで、鍵盤と皿をさばくことができます。

 

右手が空いているときに「3+皿」が降りてきたら、「3」を右手の親指で押します。

右手が空いていないときに「3+皿」が降りてきたら、「3」を左手の親指で押します。

左右どちらの親指で「3」を押すべきか、即座に選択することが大切です。

 

べちゃ押し

右手の指の配置は、「1048式」と同じです。

親指の腹で「1」を押すことで、「1+3+皿」を左手だけでさばくことができる運指です。

左手だけで「3+皿」をさばこうとしたら、同時に「1」も降りてきた、というときに使います。

 

頑張れば、同時に人差し指で「2」も、押すことができます。

しかし、女性プレイヤーなどで手が小さい方は、難しいかもしれません。

 

運指の使い分け方

前述のように、基本的には「1048式」を使います。

そして、「1048式」の弱点を補うように、「3:5半固定」と「べちゃ押し」を使い分けます。

この2つの運指に切り替える流れについて、右手が空いていないことを前提に、左手の動きのみ解説していきます。

右手が空いている場合は、「3」を右手の親指で押せば、すべて「3:5半固定」でさばけるからです。

 

「3:5半固定」を使う譜面の例

「1」を親指で押した後、「2」を人差し指に切り替え、「3+皿」を親指と小指でさばきます。

「3+皿」の直後に「1」が降りてきたら、親指を「3」から「1」にズラして押し、「1048式」に戻します。

 

「2」を中指で押した後、「3」を親指に切り替え、「2+皿」を人差し指と小指でさばきます。

最後に親指が空いているので、スムーズに「1048式」に戻すことができます。

 

「べちゃ押し」を使う譜面の例

「3+皿」を親指と小指でさばくと同時に、親指を寝かせて、「1」を親指の腹で押します。

 

「1+3+皿」を「べちゃ押し」でさばくと同時に、人差し指で「2」を押します。

 

運指を切り替えるコツ

スピーディーに譜面が降りてくる中で、鍵盤と皿の配置を的確に見極め、運指を使い分けるのは至難の業です。

しかし、逆に言えば皿の配置を覚えてしまえば、スムーズに運指を切り替えることができます。

したがって、皿の配置をある程度覚えることが大切です。

 

右手が空いておらず、「3:5半固定」や「べちゃ押し」を使っても、さばききれない高難易度譜面があります。

この場合は、左右の親指を素早くズラして、頑張ることになります。

それでもさばききれない譜面は、やむを得ず皿を捨てたり、「餡蜜(あんみつ)」と呼ばれるテクニックを駆使します。

餡蜜とは、ズレている譜面をミスが出ない範囲で、同時に押してしまうことです。

 

まとめ

ここまで述べたように、3つの運指とその使い分け方、そして皿の配置を覚えましょう。

 

この記事でご紹介したテクニックをマスターすれば、飛躍的に皿が回しやすくなり、上達しますよ。

 

ぜひ、あなたが次に弐寺をプレイするときに、さっそく練習に取り入れてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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