こんにちは、作曲家のノーベルです。
Twitter:@nobel4282
音楽ゲームは、単なる娯楽と考える方が、多いですよね。
私も、音楽ゲームを単なる娯楽として、長年プレイしてきました。
しかし、音楽ゲームは現実の音楽のスキルアップにつながることを、ある時期から実感しはじめたのです。
これに気づいてからは、気づく前よりも、音楽のスキルが飛躍的に向上しました。
そこで今回は、「音楽ゲームが現実の音楽のスキルアップにつながる理由」を、ご紹介したいと思います。
手先が器用になる
音楽ゲームをプレイしていると、手先の器用さが養われます。
特に「ビートマニアIIDX」、略して「弐寺(ニデラ)」と呼ばれる音楽ゲームにおいて、これを実感しました。
DJを再現した音楽ゲームで、指を激しく動かすことが求められます。
私は、幼い頃からピアノのレッスンを受けていました。
その後、弐寺をプレイしはじめてからは、ピアノのスキルも飛躍的に向上したのです。
手先の器用さと指の力が身につき、スピーディーな演奏でもリズムがよれにくくなり、さらに指が疲れにくくなりました。
ピアノ以外の楽器でも、手先の器用さは大いに役立つはずです。
リズム感が養われる
ひとつでも音楽ゲームをプレイしていると、リズム感が養われ、それがさまざまな楽器の演奏に活きます。
私はピアノの他にも、ギターとドラムを少したしなんでいます。
音楽ゲームをプレイしはじめたことで、いずれの楽器もリズム感が飛躍的に向上し、上達しました。
楽器の練習になる
音楽ゲームは現実の楽器とは異なるため、練習にはならないように見受けられますが、そんなことはありません。
前述のように、私は弐寺をプレイしはじめたことで、ピアノのスキルアップを実感しました。
そして、特に現実の楽器に近いのが「ドラムマニア」、略して「ドラマニ」と呼ばれる音楽ゲームです。
その名の通り、ドラムを再現した音楽ゲームです。
音の強弱はありませんが、それ以外は電子ドラムとほとんど変わりません。
私は、このドラマニをプレイしはじめたことで、現実のドラムも叩けるようになったのです。
他にも「ギターフリークス」、略して「ギタフリ」と呼ばれる音楽ゲームがあります。
その名の通り、ギターを再現した音楽ゲームです。
これは右手のスナップや、左手の指の動きの練習になり、これが現実のギターでも活きます。
このように、基本的に音楽ゲームは音の強弱はありませんが、それ以外は楽器の練習になります。
さらに、ゲームとなると自分の限界を超えて熱中するもので、現実の楽器以上に鍛えられる部分もあるのです。
楽器の演奏方法を学べる
特にギタフリやドラマニなど、ひとつの楽器を演奏する音楽ゲームは、その楽器の演奏方法をある程度学べます。
私は作曲をたしなんでおり、作曲には楽器の演奏方法の知識が必要となります。
そのため、音楽ゲームでつちかった楽器の演奏方法の知識が、大いに役立っているのです。
編曲が聴き取りやすい
基本的に音楽ゲームは、そのときに演奏している音が聴き取りやすいように、少し大きめに発せられます。
そのため、どのような音でどのような演奏が作られているのか、聴き取りやすいのです。
前述のように、私は作曲をたしなんでいるため、これが編曲のヒントとなっています。
音楽のジャンルに詳しくなる
基本的に音楽ゲームは、曲名の他に、その曲のジャンルも記載されています。
そのため、どのような音楽がどのようなジャンルなのかという、知識が身につきます。
作曲において、音楽のジャンルの知識を持っていると、大いに役立ちます。
自分のイメージする曲のジャンルが分かると、その曲を作るための情報を、調べやすくなるのです。
まとめ
ここまで述べたように、音楽ゲームには現実の音楽のスキルアップにつながる、さまざまなメリットがあります。
この記事でご紹介したことを意識して、音楽ゲームをプレイすれば、現実の音楽のスキルアップにつながりますよ。
現実の音楽をたしなんでいるという方は、ぜひ音楽ゲームもプレイしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。