こんにちは、作曲家のノーベルです。
Twitter:@nobel4282
プラモデルは、組み立てるだけでも楽しく、そして難しいものです。
深い知識や経験がなくても、頑張って作るからには、かっこよく仕上げたいですよね。
私もプラモデルが好きで、幼い頃から何度も作り、何度も失敗してきました。
何とかプラモデルを上手に作りたいと思った私は、プロが作る動画を観て、研究しました。
そこで知ったテクニックを、自分にできる範囲で取り入れることで、ミスなく上手に組み立てらるようになったのです。
そこで今回は、「プラモデルをミスなく上手に組み立てるコツ」を、ご紹介したいと思います。
道具を揃えよう
プラモデルに関する道具は、多くのものが販売されています。
そのため、お店に行っても何を揃えればいいのか、最初は分かりませんよね。
しかし、意外と安く手頃なもので、揃えることができます。
プラモデルの組み立てに必要な道具については、「意外と安く揃う プラモデルの組み立てに必要な道具と使い方」という記事で、分かりやすく解説しています。
まずは、こちらの記事を参考に、道具を揃えましょう。
組み立てる順番を考えよう
プラモデルには、必ず説明書が付属しています。
しかし、組み立ての大まかな順番は記載されていますが、細かいところは省略されていることが多いです。
例えば、ひとつのパーツに複数のパーツを接着する工程は、すべて同時に行うような図で説明されています。
この場合、どのパーツがら接着すれば組み立てやすいか、考える必要があります。
パーツを持つ場所や、接着剤をつける場所を考慮し、効率的に組み立てましょう。
パーツはひとつずつ切り離そう
パーツがつながっている外枠には、アルファベットと番号が記載されており、これが説明書と連動しています。
複数のパーツを一度に切り離してしまうと、どのパーツが何番なのか、分からなくなってしまいます。
塗装するためにやむを得ない場合をのぞき、必ずひとつずつパーツを切り離すようにしてください。
パーツを切り離す際、ニッパーの刃の平らな面をパーツ側にすると、綺麗に切ることができます。
より綺麗に仕上げたい場合は、パーツを切り離した箇所に残る「バリ」と呼ばれる出っ張りを、カッターで綺麗にカットましょう。
その際、「バリ」を少し残すようにニッパーでパーツを切り離し、カッターで整えるのがコツです。
仮で組み合わせてみよう
接着剤をつける前に、パーツを仮で組み合わせてみましょう。
これにより、組み立てる際のパーツの向きや持ち方、力加減を確認することができます。
一度接着剤をつけると、プラスチックのパーツが溶けますので、失敗すると修正がききません。
石橋を叩いて渡るように、都度パーツを仮で組み合わせてみてから、接着しましょう。
接着剤はつけすぎない
プラモデル用の接着剤は、蓋の裏にハケがついており、これでパーツに接着剤をつけます。
つける前に、接着剤をビンの側面て落としてから、少量つけるようにしましょう。
接着剤が多すぎてはみ出したり、垂れたりすると、跡が残ってしまいます。
また、接着剤はすぐに乾きますので、手早く行うことが大切です。
パーツを仮で組み合わせてみたことで、あらかじめコツをつかみ、迷わず接着できるはずです。
大きめのパーツの場合は、広い範囲に接着剤をつける必要があるため、接着に時間がかかります。
接着剤が乾くまで指で押さえておくのは大変ですので、マスキングテープで固定しましょう。
その際、細かくて取れやすいパーツの上に貼らないよう、注意してください。
もし、接着剤が手についてしまったら、すぐに洗ってください。
拭いただけでは不充分で、少しでも手についたままプラスチックのパーツを触ると、溶けて跡が残ってしまいます。
デカールの貼りつけのコツ
デカールとは、プラモデルに付属しているシールのことです。
一面になっているデカールを、使うものだけ紙ごと切り離し、水に浸します。
このとき、水に浸したままにしておくと、デカールのノリが溶け出してしまいます。
一瞬水に浸したら、小皿の端に置いて、デカールが自然に剥がれるのを待ちましょう。
デカールが剥がれたら、紙をピンセットで持ち、デカールを指でズラすようにするとパーツに乗せやすいです。
パーツに乗せたら、位置をピンセットで調節し、綿棒で余分な水分を取りながら貼りつけます。
デカールがズレないよう、優しく綿棒を転がすようにして、慎重に貼りつけましょう。
また、デカールはとてもデリケートなものです。
組み立ての最中にデカールの貼りつけが出てくるので、貼りつけた位置を把握し、触れないように注意してください。
こまめに休憩を取ろう
プラモデルの組み立てには、高い集中力が必要です。
ついつい楽しくて長時間没頭してしまうと、どこかで集中力が途切れ、失敗につながる恐れがあります。
作業する中で、少しでも集中力が落ちていると感じたら、誘惑に負けずに休憩を取りましょう。
まとめ
ここまで述べたように、プラモデルのパーツはとてもデリケートなため、一度失敗すると取り返しがつきません。
組み立てる順番を考え、パーツを仮で組み合わせてみてから、すべての工程を慎重に行うことが大切です。
この記事でご紹介したコツをマスターすれば、ミスなく上手にプラモデルを組み立てられるようになりますよ。
ぜひ、あなたが次にプラモデルを作るときに、参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。