こんにちは、作曲家のノーベルです。
Twitter:@nobel4282
現代社会において、不眠症に悩まされる方は多いですよね。
私も大変寝つきが悪く、日常生活に支障をきたすこともあるほどでした。
悩んだ私は、睡眠専門の病院に受診し、そこで医師から「不眠症の原因と改善策」を教わりました。
改善策だけではなく原因も詳しく教わったことで、より適切に治療することができ、今では驚くほど寝つきが良くなったのです。
そこで今回は、病院で教わった「不眠症の原因と改善策」を、ご紹介したいと思います。
もくじ
体内時計はズレている
体内時計には、毎日決まった時間に、さまざまなホルモンの分泌をうながす働きがあります。
これにより、寝る時間には眠くなり、起きる時間には覚醒するというように「体のリズム」が作られます。
しかし、もともと人間の体内時計は「1日24時間」からズレており、平均して10分から1時間ほど長いのです。
これが、不眠症になる根本的な原因と言えるでしょう。
そのため、時間を知る手がかりのない環境で長期間生活をすると、眠る時間が毎日少しずつ遅れていきます。
体内時計がズレる「5つの原因」
体内時計は、もともとズレているわけですから、生活習慣で調節する必要があります。
基本的には、規則正しい生活を送っていれば、体内時計を「1日24時間」に保つことができます。
しかし、不規則な生活やその他の要因で、少しずつ体内時計がズレてしまうのです。
不眠症にお悩みの方は、下の「5つの原因」を見て、心当たりがないかチェックしてみてください。
(1)朝食を食べない
(2)食事時間が不規則
(3)日中に太陽の光を浴びていない
(4)寝る前に光を見ている
(5)休日は昼頃まで寝ている
「5つの原因」の詳細と改善策
体内時計がズレる「5つの原因」について、その詳細と改善策をご紹介します。
(1)朝食を食べない
朝は食欲がなくて食べたくない、という方は多いですよね。
しかし、たくさん食べる必要はなく、少しでもいいので「食べる」という行為が重要なのです。
体内時計は脳だけではなく、肺や心臓などの臓器にも存在します。
そのため、朝食をきちんと「食べる」ことで臓器が刺激され、体内時計を調節することができるのです。
バナナ1本でもいいので、なにか胃に入れる習慣をつけましょう。
(2)食事時間が不規則
(1)でも述べたように、体内時計は臓器にも存在します。
そのため、食事時間が不規則になることも、体内時計がズレる原因になるのです。
あなたの生活に適した時間に、3食きちんと食べるようにしましょう。
(3)日中に太陽の光を浴びていない
太陽の光のささない環境で生活をしていると、体が時間を見失い、少しずつ体内時計がズレてしまいます。
しかし、デスクワークの方などは、仕事中に太陽の光を浴びるのは難しいと思います。
窓からさす太陽の光を浴びるだけでも効果があるので、短時間でもこまめに休憩を取り、太陽の光を浴びに行きましょう。
仕事中に席を立つのも難しいようでしたら、朝だけでもかまいません。
休日でもかかさず、朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びるようにしましょう。
(4)寝る前に光を見ている
特に寝つきを悪くするのは、パソコンやスマホなどの、液晶のブルーライトです。
寝る2時間くらい前までには、それらの画面を見ないようにしましょう。
どうしても見る場合は、大抵の製品に備わっている、ブルーライトフィルターを設定しましょう。
また、部屋の照明を弱めにしたり、暖色系の色にするのも効果的です。
(5)休日は昼頃まで寝ている
仕事でたまった疲れや、不眠症による寝不足で、休日は昼頃まで寝てしまいがちですよね。
しかし、これをやってしまうと、体内時計がズレてしまいます。
最初はつらいと思いますが、休日でも平日と同じ時間に起きるよう心がけ、規則正しい生活を送りましょう。
まとめ
ここまで述べたように、体内時計のズレを理解し、それを修正するように生活習慣を改善しましょう。
この記事でご紹介した、体内時計がズレる「5つの原因」に気をつければ、きっと寝つきが良くなりますよ。
ぜひ、不眠症にお悩みの方は、さっそくこれらの改善策を試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。