こんにちは、作曲家のたかゆきです。
Twitter:@nobel4282
発達障害とは、生まれつき脳機能の発達がかたより、社会生活に困難が発生することがある障害です。
あなたの子供や、あなた自身にその特性があったら、早めに対処したいですよね。
私にも、発達障害とまではいきませんが、その特性が少しあります。
いわゆる、「グレーゾーン」というやつです。
悩んだ私は、心療内科を受診し、検査を受けました。
そこで、「発達障害の可能性がある性格の特徴」を、知ったのです。
自身の障害を知り、適切な治療を受けた結果、以前よりも格段に症状が軽くなりました。
そこで今回は、「発達障害の可能性がある性格の特徴」を、ご紹介したいと思います。
発達障害の種類について
発達障害には、さまざまな種類があります。
今回は難しい話は抜きにして、私自身が自覚している性格を、一例としてご参照ください。
感覚過敏
感覚過敏とは、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」の五感の過敏さにより、さまざまな症状を引き起こすものです。
五感それぞれの症状について、詳しい例をご紹介します。
視覚
光に過敏で、太陽やLEDなどの光で目が痛くなります。
スマホやパソコンなどは、ブルーライトフィルターを設定しないと、長時間見ることができません。
私は、一時期これが悪化して、目を開けていられないほどになりました。
しかし、視覚の過敏さゆえ、美術が得意な傾向にあります。
聴覚
私は、これに最も悩まされました。
多くの方は、学校の黒板を爪で引っ掻く音が、苦手だと思います。
これと似通った苦手な音が、人よりも多くあるのです。
一般的には気にならないような音でも、異常な不快感を感じることがあります。
また、周りが騒がしい場所だと、特定の音だけを聞き分けることが困難です。
しかし、聴覚の過敏さゆえ、音楽が得意な傾向にあります。
嗅覚
くさい匂いにおいて、一般的には我慢できる程度でも、吐き気をもよおすほどの不快感を感じることがあります。
味覚
甘いものを食べると、頬がツーンと痛むことがありますよね。
これが、人よりも多くの食べ物で起こります。
触覚
体の一部に物が触れると、全身が極度にゾワッとします。
満員電車などで足にカバンなどが触れたりすると、その度につらい思いをします。
また、全身が常にムズムズするような、なんとも言えない感覚が少しあります。
しかし、指先の感覚も敏感なので、手先が器用な傾向にあります。
神経質
一般的には気にするほどでもない、細かいことが気になります。
例えば、整理整頓です。
身の回りに置いてあるものが、きっちり整理整頓されていないと、物事が手につかないほど気になります。
また、部屋に落ちている細かいゴミを、拾いながら歩くこともあります。
良く言えば、極度な綺麗好きです。
こだわりが強い
あまり意味を持たないことに、強いこだわりを持ちます。
例えば、数字のこだわりです。
切りの良い数字が好きな方は多いと思いますが、これに人並みはずれてこだわります。
なんでも切りの良い数字にしないと、満足できません。
逆に、このような些細なことで満足感を得られたり、癒されたりします。
興味が極端
自分の興味が向かないものは、ほとんど記憶に残りません。
そのため、多くの方に興味のある話題が出ても、会話についていけないことがあります。
しかし、自分の興味があることに関しては、その分記憶力を発揮します。
つまり、記憶力が悪いわけではなく、かたよっているのです。
暗算・漢字が苦手
紙に書けば計算できるけれど、頭の中で暗算することが苦手です。
また、漢字を読むことはできるけれど、書くことが苦手です。
しかし、テストで良い点数を取ることはできるため、努力不足というわけではないようです。
そして、「テストで良い点数を取る」という目的を達成すると、すぐに学んだことを忘れてしまいます。
仕事などで日常的に必要となる知識は、忘れずに引き出すことができます。
まとめ
ここまで述べたように、発達障害はその人の個性であり、決して悪いものではありません。
苦労することはあるかと思いますが、周囲の理解を得て、適切に対処することが大切です。
この記事でご紹介した、「発達障害の可能性がある性格の特徴」を知ることで、早期発見につながることを願っています。
ぜひ、お悩みの方はためらわず、心療内科を受診することをオススメします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。