明日から使える「じゃんけん」の勝ち方

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こんにちは、作曲家のノーベルです。

Twitter:@nobel4282

 

多くの決めごとに用いられる、「じゃんけん」というゲーム。

これは一見公平で、運によって勝敗が決まるように思いますよね。

 

私も以前は、「じゃんけん」の勝敗は運によって決まると思っていました。

 

しかし、長年さまざまな駆け引きに触れるうちに、「じゃんけん」には勝ち方があり実力差が出ることに気づいたのです。

 

この「じゃんけん」の勝ち方を取り入れることで、以前よりも負ける確率を下げることができるようになりました。

さらに、「じゃんけん」の勝ち方は、さまざまな駆け引きに応用することができるのです。

 

そこで今回は、明日から使える「じゃんけん」の勝ち方を、ご紹介したいと思います。

 

「じゃんけん」の心理

個人差はありますが、誰しも勝負事では「勝ちたい」と思うものです。

しかし、「勝ちたい」というよりも「負けたくない」と考えた方が、これからの話が分かりやすいと思います。

 

「負けたくない」ということは、「相手が出す手に負ける手を出したくない」ということです。

そのため、直感的に「相手が直前に出した手に負ける手を出したくない」と思うのです。

例えば、「パー」であいこになったら、次は「グー」を出しづらいということです。

 

さらに、ものを賭けたり相手を挑発したりして「負けたくない」と思わせることで、よりこの心理を引き出すことができます。

しかし、相手を不快にさせる行為は、控えたほうがいいでしょう。

 

「あいこ」を狙おう

「じゃんけん」は、勝ちにいくのではなく、「あいこ」を狙うのが最も負けにくいです。

その理由を、下の例をもとに解説します。

 

例えば、初戦は「パー」であいこになったとします。

次戦で相手は、「パー」に負ける「グー」を出しづらくなり、「パー」か「チョキ」を出す可能性が高くなります。

そのため、「パー」と「チョキ」のどちらを出されても負けない「チョキ」を出せば、負けにくいということです。

 

つまり、「パー」であいこになったら次は「チョキ」、「チョキ」であいこになったら次は「グー」という順番で出すのです。

この「パー→チョキ→グー」という順番を使えば、負ける確率を下げることができます。

 

初戦はどうしたらいいの?

直前の手が存在しない初戦は、どうしたらいいのでしょうか?

その答えは、「パー」を出すと負けにくいということです。

 

初戦は手が縮こまっていて動かしづらいため、手の形が複雑な「チョキ」は、出しづらいことが分かっています。

さらに、いきなり勝負を仕掛け考える時間を与えないことで、より「チョキ」が出しづらくなるのです。

そして、初戦に最も出る確率が高いのは、手が縮こまっていても出せる「グー」です。

 

したがって、初戦は「パー」を出すのが最も負けにくいと言えるでしょう。

 

実力者同士だと運になる?

「じゃんけん」の勝ち方を知っている者同士で勝負をすると、結局運の要素が強くなってしまいます。

「グー」を出す確率が高いから「パー」を出そう、と相手が思うことを読んで「チョキ」を出そう、という感じで。

 

なぜそうなるのかというと、それは「じゃんけん」のルールがシンプルだからです。

そのため、少しルールを複雑にすることで、実力差が出るようになります。

例えば、テンポの速い3回勝負にしてみると、読みの早さが要求され実力差が出るのです。

これは結構楽しいので、ぜひお友達と試してみてください。

 

前述のように、「じゃんけん」の勝ち方は、さまざまな駆け引きに応用することができます。

例えば、格闘ゲームの「読み合い」と言われる、対戦相手との駆け引きです。

格闘ゲームの「読み合い」は、「じゃんけん」の手かずを増やし、よりスピーディーにしたものと言えるのです。

これについては、「格ゲーの基本 「読み合い」で差をつける方法」という記事で、分かりやすく解説しています。

格闘ゲームに興味のある方は、ぜひこちらもご参照ください。

 

まとめ

ここまで述べたように、「じゃんけん」の心理を利用して「あいこ」を狙うことで、負ける確率を下げることができます。

 

この記事でご紹介した、「じゃんけん」の勝ち方を応用すれば、さまざまな駆け引きできっと役に立ちますよ。

 

ぜひ、いざというときに「じゃんけん」の勝ち方を、思い出してみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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