DTMで作曲 ミックスのクオリティを高めるボリュームの設定

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こんにちは、作曲家のノーベルです。

Twitter:@NOBEL66235

 

すべての音のバランスを整え、ひとつの曲にまとめる「ミックス」は、曲のクオリティを高める大変重要な工程です。

中でもボリュームの設定は、ミックスの良し悪しを特に左右しますので、上手に行いたいですよね。

 

私も作曲をはじめた頃は、ボリュームの適切な設定方法が分からず、ミックスが上手にできませんでした。

 

その頃、私が通っていた音楽の専門学校にて、「ミックスのクオリティを高めるボリュームの設定」を学びました。

 

これにより、音のバランスが良くなり、曲全体のクオリティも飛躍的に向上したのです。

 

そこで今回は、「ミックスのクオリティを高めるボリュームの設定」を、ご紹介したいと思います。

 

ボリュームの設定について

ミックスはもちろん、ボリュームの設定に正解はありません。

今回は、私が参考にしている設定を、一例としてご紹介します。

 

例として使う楽器は、ポピュラーなジャンルの音楽に使われるものを、チョイスしています。

それぞれの楽器の詳細については、「作曲の知識 ポピュラーなジャンルの音楽に使われる楽器」という記事で、分かりやすく解説しています。

 

ボリュームの設定と手順

パーカッション(打楽器)で土台を作り、そこに主役であるボーカルを乗せ、周りにその他の楽器を添えていくというイメージで行います。

例えば、私が使っている「Cubase(キューベース)」という作曲ソフトでは、ミキサーの下部に音の大きさの数値が表示されます。

単位は「dB(デシベル)」で、音の大きさの頂点から、マイナスで表示されます。

他の作曲ソフトでも、同じような表示があると思いますので、確認してみてください。

それぞれの演奏をソロで再生しながら、おおよそ下の数値になるように、手順に沿ってボリュームを設定しましょう。

 

(1)バスドラム:-10dB

(2)スネアドラム:-19dB

(3)ハイハットシンバル:-28dB

(4)オーバーヘッド:-17dB

(5)ルーム:-38dB

(6)ハイタム/ロータム/フロアータム:-22dB

(7)コンガ:-26dB

(8)シェイカー:-18dB

(9)タンバリン:-21dB

(10)メインボーカル:-16dB

(11)ハモリボーカル:-26dB

(12)ベース:-19dB

(13)エレクトリックギター:-25dB

(14)ピアノ:-21dB

(15)アコースティックギター:-13dB

(16)オルガン:-24dB

 

オーバーヘッドとは、ドラムセットの上部から拾った音で、主にライドシンバルやクラッシュシンバルなどの音がまとまっています。

ルームとは、部屋の壁に反響した音を含む、ドラムセット全体の音です。

 

ここでオススメなのが、この設定のデータを、テンプレートとして作っておくということです。

いちからミックスを行わなくても、このテンプレートにパラデータを読み込み、曲のジャンルに応じて調節することができます。

パラデータとは、それぞれの楽器の演奏を、別々の音声データに変換したものです。

 

まとめ

ここまで述べたように、手順に沿って適切にボリュームを設定することと、テンプレートを活用することが大切です。

 

この記事でご紹介した設定を取り入れれば、音のバランスが良くなり、曲全体のクオリティも飛躍的に向上しますよ。

 

ぜひ、あなたが次に曲を作るときに、参考にしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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